
FDAってシニア割引ありそうよね?
FDA(フジドリームエアラインズ)のシニア割引は、満60歳以上から利用できるお得な制度です。
「シニア割」を活用すれば、普通運賃より2〜4割ほど安く飛行機を利用することができます。

本人だけでなく同行者も割引対象になるため、家族や友人との旅行にも最適ですよ!
この記事では、シニア割引の料金の目安や予約方法などについて、わかりやすくご紹介します。
お得に、そして安心してFDAを利用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- FDAシニア割引の対象年齢や利用条件
- 普通運賃と比較したシニア割引の料金目安
- 会員登録から予約完了までの手順
- 変更やキャンセルのルールと注意点
- FDAと他の航空会社のシニア割引を比較
FDAでシニアが使える割引は?

FDAには、満60歳以上の方が対象となる「シニア割引」が用意されています。
搭乗日前日までに予約し、年齢の証明ができる書類を提示すれば、通常運賃よりも大幅に安く搭乗できる制度です。
また、対象者本人だけではなく、同行者にも割引が適用される点が大きな特徴となっています。
ご夫婦や友人同士での旅行など、グループでお得に利用できるのは嬉しいですね。
利用条件について、以下に整理してみました。
- 対象年齢:満60歳以上
- 利用資格:FDAメンバーズ会員登録が必須(登録無料)
- 必要書類:年齢が確認できる運転免許証や健康保険証など
- 同行者:対象者本人を含めて最大6名まで割引が適用
- 予約方法:搭乗日前日までにWebまたはコールセンター、空港カウンターで予約
※コールセンター、空港カウンターからの予約は本人のみ可能です
シニア割引は空席状況などによって価格が変動します。
路線や搭乗日によっても異なりますが、普通運賃の20〜40%程度安くなる例が多く見られるようです。
この制度を知っているかどうかで、旅行や帰省にかかる費用は大きく変わりますね。
60歳以上の方がFDAを利用する際は、シニア割引を積極的に活用することをおすすめします。
FDAのシニア割引の料金はどれくらいお得?
「シニア割引を使うと実際いくら安くなるの?」と気になる方は多いのではないでしょうか。
FDAのシニア割引は、普通運賃よりもかなりお得になることが多く、使い方次第で旅費をしっかり抑えられます。
路線・時期によって価格は変わってきますが、区間ごとの普通運賃とシニア割引適用後の運賃を表にまとめました。
シニア割引を利用する際の参考にしてみてください。
区間 | 通常運賃の目安 | シニア割引運賃の目安 |
---|---|---|
名古屋(小牧) ⇄ 札幌(丘珠) | 約17,000円〜45,000円 | 約16,500円〜34,500円 |
名古屋(小牧) ⇄ 青森 | 約21,000円〜38,000円 | 約16,500円〜31,500円 |
名古屋(小牧) ⇄ 花巻 | 約18,000円〜37,000円 | 約16,500円〜31,500円 |
静岡 ⇄ 出雲 | 約12,000円〜32,000円 | 約11,000円〜26,400円 |
静岡 ⇄ 福岡 | 約16,000円〜37,000円 | 約14,000円〜29,000円 |
このように見ると、普通運賃より2割から4割ほど安くなるケースが多いことがわかります。
繁忙期や空席状況によってはもっとお得になることもあるので、早めに確認しておくと安心です。
シニア割引を上手に使えば、飛行機という移動手段も気軽に選べるようになりますね。

結構お得になるのね!
FDAシニア割引の予約方法を解説
「シニア割引を使いたいけれど、予約の仕方が難しそう」と感じる方も少なくありません。
しかし、実際に手順を押さえれば、とても簡単に利用できますよ。
ここでは、公式サイトを中心にした予約の流れについて詳しくご紹介します。
まずは会員登録を行う
シニア割引を使うには、まずFDAメンバーズの会員登録が必要です。
登録は無料で、インターネットから行うことができます。
登録の手順は、
- FDA公式サイトにアクセス
- トップページ右上の「ログイン会員登録」を選択
- 「会員登録(新規登録)」を選んで、メールアドレスを入力
- 「送信する」を選択し、届いたメールに記載のURLにアクセス
- 規約に同意の上、会員情報を入力
- 内容を確認して、登録を完了する
となっています。
最初の登録さえ済ませてしまえば、毎回の予約がスムーズになりますよ。
Webサイトでの予約手順
最も便利なのは公式サイトからの予約です。
シニア割引対象の便は、検索結果の一覧に「シニア割」の項目が表示されます。
手順は以下のとおりです。
- 公式サイトのトップページにアクセス
- 「空席照会/ご予約」から、出発地と到着地などを入力して検索
- 表示された運賃の中から「シニア割」を選択
- シニア割の利用条件に同意し、名前や連絡先などを入力
- 内容を確認して予約完了
また、同行者がいる場合は、5名まで割引が適用されます。
支払い完了後に同行者の追加はできないので、人数に間違いがないか、予約時にしっかり確認しておきましょう。
電話や空港カウンターでも対応
FDAではコールセンターや空港カウンターでも、シニア割引の予約を受け付けています。
■FDAお問い合わせ窓口
電話番号:0570-55-0489
営業時間:7:00~20:00(年中無休)
オペレーターに直接確認できるため、パソコンやスマートフォンの操作が苦手な方も安心ですね。
ただし、割引が適用されるのは本人のみとなっていますので、ご注意ください。
搭乗当日の流れ
搭乗日当日は、自動チェックイン機または空港カウンターで手続きを行います。
その際、年齢を証明する公的書類の提示が必要となるため、忘れずに持参しましょう。
忘れてしまうとシニア割が適用されず、通常運賃で搭乗することになってしまいます。
また、余裕を持って手続きが行えるように、早めに空港に向かうと良いですね。
FDAシニア割引の予約や変更・キャンセルの注意点
シニア割引を利用する際には、「予約変更やキャンセルの扱い」などについても注意する必要があります。
せっかく安く購入できても、予定が変わったときに慌てないよう、あらかじめルールを理解しておくことが大切です。
予約変更はできない
FDAのシニア割引では、航空券の名義や予約便の変更はできません。
搭乗日当日に空席があったとしても、便の変更は不可となっています。
そのため、「シニア割」を利用したい場合は、日程や時間が確定してから購入することをおすすめします。
変更の自由度を重視する方は、別の運賃タイプ(普通運賃など)を選んだ方が良いかもしれません。
キャンセルは可能だが手数料がかかる
予定が変わり、やむを得ずキャンセルする際は、航空券1枚につき所定の取消手数料が発生します。
キャンセルの手続きを行ったタイミングによって手数料が変動し、「シニア割」の場合は、
- 購入~出発の45日前まで→1,500円
- 44日~出発前まで→5,000円
- 出発後→運賃の100%(全額)
となっています。
出発日に近くなればなるほど高くなるため、早めに判断し、航空会社の迷惑とならないように気を付けましょう。
座席数や対象期間にも注意
シニア割引は座席数が限られているため、希望する便がすぐに満席になることもあります。
購入する際は、予定を固めたうえで早めに予約すると良いですね。
また、対象期間が設定されており、それによって割引額も変わるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
FDAのシニア割引以外の割引や併用について

FDAにはシニア割引のほかにも、さまざまな割引制度が用意されています。
どの割引が一番お得になるか、気になる方も多いのではないでしょうか。
効果的な割引制度は、時期や利用シーンなどによって異なるため、それぞれの制度についてよく理解しておくことが大切です。
ここでは主な割引の内容と、シニア割引との併用の可否についてまとめてみました。
FDAの主な割引制度
割引制度 | 対象 | 備考 |
---|---|---|
シニア割 | 満60歳以上のFDAメンバーズ会員 | 本人を含む最大6名まで利用可能 |
バースデー割 | FDAメンバーズ会員で、誕生月に搭乗する方 | 本人を含む最大6名まで利用可能 |
ユース割 | 12〜25歳のFDAメンバーズ会員 | 本人を含む最大6名まで利用可能※ |
Dreamプライス | 搭乗日の7日前までに予約・購入の方 | 空席予測に応じて割引額が変動 |
Dreamフレックス | 搭乗日の前日までに予約・購入の方 | 空席予測に応じて割引額が変動 |
メンバーズプライス | FDAメンバーズ会員 | 期間・路線限定のタイムセールで購入可能 |
割引の併用はできない
FDAを利用する際、複数の割引運賃を重ねて使うことはできません。
たとえば、シニア割とバースデー割を同時に使うことはできず、またシニア割とDreamプライス等の割引を併せて適用することも、原則不可となっています。
そのため、予約時には「どの割引が自分の条件に一番合っているか」を比較して選ぶことが大切です。
割引を選ぶときの考え方
割引をうまく使い分けるために、以下のポイントを意識すると良いかもしれません。
●旅行の日程がはっきりしているなら早割系の運賃をチェック
たとえば、Dreamプライスは、7日前までの予約で割引が適用されます。
早めに予定が分かるなら、こうした割引を優先的に確認しておきましょう。
●誕生月の移動ならバースデー割の活用を検討
誕生月中の旅行であれば、バースデー割が最もお得になるケースがあります。
本人+同行者5名まで適用されるので、家族旅行にも向いていますね。
●年齢条件に合致するならシニア割を優先候補に
シニア割は年齢による割引で、比較的使いやすい制度です。
ただし、座席数には限りがあるため、早めの予約・購入をおすすめします。
●変更・取消可否を判断材料にする
割引制度によっては、便の変更やキャンセルができないものもあります。
予定変更の可能性があるなら、変更可能な運賃タイプを選んでおくと安心です。
シニア割引が最適な場合もあれば、Dreamプライスやバースデー割の方がお得になる場合もあります。
大切なのは、その時の目的に合わせて一番条件が合う割引を選ぶことです。
シニア割は便利で使いやすい制度ですが、必ずしも最安ではない点を理解しておくと安心ですね。
他社のシニア割引と比べてFDAはお得?
FDA以外にもシニア割引を実施している航空会社はあり、条件や割引率が異なります。
それぞれの割引制度を一覧で比較しながら、ご自身に合ったシニア割引を検討する際の参考にしてみてください。
航空会社/割引名 | 対象 | 購入方法 | 割引額の目安 |
---|---|---|---|
FDA/シニア割 | 満60歳以上 FDAメンバーズ会員 | 搭乗日の前日までに購入 Web・電話・空港カウンター | 約20~40%OFF |
ADO/DOシニア65 | 満65歳以上 | 搭乗当日の0時~出発20分前までに購入 Web・空港カウンター | 約50%OFF |
JAL/当日シニア割引 | 満65歳以上 JMB・JALカード会員 | 搭乗当日の0時~出発20分前までに購入 Web・空港カウンター | 約50~70%OFF |
ANA/スマートシニア空割 | 満65歳以上 AMC・ANAカード会員 | 搭乗当日の0時~出発20分前までに購入 Web・電話・空港カウンター | 約50~70%OFF |
SKY/シニアメイト1 | 満60歳以上 | 搭乗日の前日7時~当日までに購入 Web・電話・空港カウンターなど | 約40%OFF |
多くの航空会社が65歳以上を対象とする中、FDAは60歳から利用できる点に魅力があります。
また、対象者本人と一緒に最大5名まで同じ割引を受けられるので、家族旅行や友人同士での旅行の際にも嬉しいですね。
一方、当日に購入したい方や割引率を重視する方は、ADOやJAL、ANAなどの航空会社がおすすめです。
シニア世代がFDAを安心して利用するためのポイント
シニア割引を使えば料金はお得になりますが、「予約の仕方が不安」「空港で迷わないか心配」と感じる方も少なくありません。
せっかくの旅行を安心して楽しむために、確認しておきたいポイントを整理しました。
搭乗手続きに余裕をもつ
シニア割引を利用する際には、チェックイン時に年齢確認書類(免許証や健康保険証など)が必要です。
カウンターや自動チェックイン機で提示を求められることもあります。
搭乗時間ギリギリでは焦ってしまうので、少なくとも出発1時間前には空港に到着するのがおすすめです。
Webのほか、電話や空港カウンターでも予約可能
パソコンやスマートフォンからのWeb予約は便利ですが、慣れていない方はコールセンターや空港カウンターでの予約が安心です。
FDAでは電話でもシニア割引を適用してくれるため、「操作に失敗したらどうしよう」という不安を解消できます。
ただし、電話やカウンターからの予約では、同行者に割引が適用されないのでご注意ください。
サポートサービスを活用する
FDAには、「シニア・ドリームサポート」という65歳以上向けのサポートサービスがあります。
車椅子の貸し出しや優先搭乗サービスなどが受けられ、機内での手荷物収納などもサポートしてもらえます。
65歳以上で、体力に不安がある方や空港に慣れていない方は、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。
参考: FDA公式 サポートサービス
旅行の際は、楽しさや思い出はもちろん、「安心して移動できること」も大切です。
空港までの移動や搭乗手続き、機内での過ごし方まで含めて準備しておけば、旅はずっと快適になりますよ。
まとめ
最後に、この記事で紹介したFDAのシニア割引のポイントをまとめます。
- FDAのシニア割引は、満60歳以上のFDAメンバーズ会員が対象
- 本人を含めて最大6名まで利用可能
- 搭乗当日に年齢を確認できる書類を提示する必要がある
- 予約の変更は不可で、キャンセルの際には手数料がかかる
- 他の割引との併用はできない
- 65歳以上を対象としたサポートサービスも実施している
シニア割引をうまく活用できれば、これまでよりも気軽に飛行機で出かけられるようになります。
FDAのシニア割引は、同行者も一緒に割引を受けられるため、家族旅行や友人とのお出かけにも最適です。
シニア世代の充実した旅の選択肢として、ぜひ一度検討してみてください。