
ゆいレールってシニア割引ありそうよね?
ゆいレールのシニア割引は、那覇市と浦添市に住む70歳以上の方が、300円で1日乗り放題になる特別な制度です。
通常の1日乗車券よりも安く、土日祝日に気軽な外出を楽しめるのが魅力。

通常の1日乗車券は1,000円なので、割引額が大きい制度ですよ!
この記事では制度の内容や、どう使えば一番お得に楽しめるのかを具体的に解説します。
ぜひ最後まで読み進めて、次の週末はゆいレールで新しい那覇を発見してくださいね。
- ゆいレールのシニア割引「がんじゅう1日乗車券」の内容と対象条件
- 駅での購入方法と、利用時に必要な証明書
- 通常運賃との比較でどれくらい節約できるのか
- 平日に使える「フリー乗車券」や他の割引との上手な使い分け方
- 利用時に注意すべきポイントと、トラブルを防ぐためのコツ
ゆいレールでシニアが使える割引は?

ゆいレールには、那覇市と浦添市に住む70歳以上の方を対象とした「がんじゅう1日乗車券」というシニア向けの割引制度があります。
通常の1日乗車券(大人1,000円)に比べ、半額以下の300円で購入できる非常にお得な制度です。
ゆいレールは那覇市中心部の移動に欠かせない交通手段であり、車を手放した高齢者にとっても大切な“足”。
外出のきっかけが増えることで、日常の買い物や友人との交流も活発になりますよね。
具体的には、以下のような条件で利用できますよ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 割引名 | がんじゅう1日乗車券 |
| 対象者 | 那覇市または浦添市に住む70歳以上の方 |
| 料金 | 300円(通常1日乗車券1,000円) |
| 利用日 | 土曜・日曜・祝日・慰霊の日限定 |
| 有効範囲 | ゆいレール全線乗り放題 |
たとえば、首里城観光やおもろまちでの買い物、国際通りでのランチなど、1日に複数回乗る場合には圧倒的にお得。
ゆいレールの「がんじゅう1日乗車券」は、シニア世代が経済的に・安心して・自由に那覇の街を楽しむための理想的な交通手段です。
ゆいレールのシニア割引の使い方は?
ゆいレールのシニア割引である「がんじゅう1日乗車券」は駅の窓口で購入し、そのまま1日中何度でも乗り降りできる仕組みです。
購入は駅の窓口で簡単にできる
「がんじゅう1日乗車券」は、ゆいレールの各駅で簡単に購入できます。
駅構内の窓口で「シニア割引で」と伝えるだけで、300円でチケットが購入可能。
購入時には、年齢(70歳以上)と那覇市または浦添市に住んでいることが確認できる証明書(運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードなど)の提示が必要です。
これにより、特別な事前申請や登録手続きは不要で、その場で購入してすぐに利用を開始できますよ。
OKICA(オキカ)カードや電子マネーが使えない場合があるので、小銭を準備しておくとスムーズにチケットが購入できます。
- がんじゅう1日乗車券の有効時間は?
-
購入日限り有効です。
がんじゅう1日乗車券を購入した日に限り、ゆいレールが全線乗り放題になります。
改札はQRコードをかざすだけでOK
改札を通る際は、券面のQRコードを自動改札機の読み取り口にかざすことで通過できます。
通常の切符のように投入する必要はなく、券は手元に残るため、1日の間は何度でも自由に乗り降りが可能ですよ。
QRコード方式は誤作動が少なく、スムーズに利用できるのが嬉しいポイントです。
1日2回以上乗る予定なら断然お得
「がんじゅう1日乗車券」は、1日に2回以上乗車するなら確実に得をするチケットです。
観光や買い物で複数回乗る日には、この1日乗車券が最も効率的。
1回の利用で500円以上節約できるケースも多く、「お出かけのたびににちょっと得をする」感覚が実感できます。
ゆいレールのシニア割引はどれくらいお得?料金シミュレーション
ゆいレールの「がんじゅう1日乗車券」は、300円で全線乗り放題というシンプルな制度ですが、実際にどれほどお得なのかを知らない方も多いかもしれません。
ここでは、通常運賃との比較を通して具体的な料金や利用シーンをイメージしてみましょう。
ゆいレール全線の通常運賃
まずは、通常運賃を確認しておくと割引効果がわかりやすくなりますよね。
ゆいレールは那覇空港からてだこ浦西までの全19駅を結び、250円から390円の価格範囲で設定されています。
| 区間 | 通常運賃(大人) | 所要時間(目安) |
|---|---|---|
| 那覇空港 → 県庁前 | 290円 | 13分 |
| 那覇空港 → おもろまち | 320円 | 19分 |
| 那覇空港 → 首里 | 360円 | 27分 |
| おもろまち → 首里 | 290円 | 8分 |
| 県庁前 → てだこ浦西 | 360円 | 24分 |
那覇市内の短距離移動でも片道250円前後かかるため、往復するだけで500円を超えるケースがほとんどです。
数駅の移動を重ねると、週末の外出費が思った以上にかさむという方も少なくありません。
がんじゅう1日乗車券なら半額以下で乗り放題
「がんじゅう1日乗車券」は、300円で1日中乗り放題です。
2回以上乗れば元が取れる設計になっていますよ。
以下のシミュレーションをご覧ください。
| 1日の移動プラン | 通常運賃の合計 | がんじゅう1日乗車券 |
|---|---|---|
| 那覇空港 → 県庁前 → おもろまち → 首里 | 830円 | 300円 |
| 県庁前 → おもろまち → 県庁前(買い物・往復) | 500円 | 300円 |
| 平均節約額 | 約200円~600円 | — |
1日の外出で複数回乗る機会がある方なら、節約効果は一目瞭然。
交通費を気にせず動けることで、出かける回数そのものが自然と増えていきますよね。
バスやタクシーとゆいレールの比較
那覇市内ではバスやタクシーも移動手段として利用できますが、コスト・利便性・快適さを総合的に比べると、ゆいレールの利点が大きいことが分かります。
| 移動手段 | 初乗り料金 | 所要時間 | 渋滞の影響 | シニア割引の有無 |
|---|---|---|---|---|
| ゆいレール | 250円〜390円 | 時間どおり | なし | あり(がんじゅう1日乗車券) |
| バス | 100円~300円 | 渋滞で遅延あり | あり | なし |
| タクシー | 約600円(初乗り) | 速いが高額 | あり | なし |
バスは料金が安価ですが、停留所の位置がわかりづらいこともあり、特に旅行者や高齢者にはやや不便。
一方、ゆいレールは駅がわかりやすく、渋滞知らずで定刻通りに移動できる点が最大の強みです。
ゆいレールを上手に活用すれば、那覇での移動がもっと身近で楽しい時間に変わりますよ。

週末に出かけるなら、がんじゅう1日乗車券がお得なのね!
ゆいレールをシニア世代がさらにお得に使う方法は?

「がんじゅう1日乗車券」は、それだけでも交通費を大きく抑えられる魅力的な制度です。
しかし、ゆいレールにはほかにも観光施設や飲食店で使える割引サービスや、平日も使える通常の1日乗車券など、知っておくとさらに得をする方法があります。
ここでは、シニア世代の外出をもっと楽しく、もっとお得にするための工夫を紹介します。
観光施設や飲食店の割引を組み合わせる
ゆいレールの通常の「フリー乗車券(1日・2日券)」を提示すると、観光施設や飲食店で割引を受けられる特典があります。
これは、ゆいレール公式サイト「フリー乗車券&割引施設案内」や、旅行ガイド「るるぶ」などにも掲載されており、以下のような施設が対象です。
| 提携施設・店舗 | 割引内容 | 最寄駅 |
|---|---|---|
| 首里城公園 | 入場料割引 | 首里駅 |
| 沖縄県立博物館・美術館 | 入館料割引 | おもろまち駅 |
| 那覇市伝統工芸館 | 商品購入特典 | 県庁前駅 |
| ブルーシール(アイスクリーム) | 一部店舗で割引・特典 | おもろまち駅ほか |
ただし、これらの特典は誰でも使えるフリー乗車券を対象としており、がんじゅう1日乗車券では割引が適用されない可能性もあります。
週末に利用できるがんじゅう1日乗車券で割引の対象になるかは、事前に各施設に確認してみると安心です。
通常のフリー乗車券で平日はお得に楽しめる
「フリー乗車券(1日・2日券)」は、年齢・居住地を問わず購入できる乗り放題チケットです。
料金は1日フリー乗車券が1,000円で、がんじゅう1日乗車券の300円に比べると高く感じるかもしれません。
しかし、シニア世代でも平日にお出かけを楽しみたい方や、がんじゅう1日乗車券の対象となる地域(浦添市・那覇市)以外に住む方にとっては、お得な選択肢のひとつです。
また、このフリー乗車券を提示すれば、前述のような観光施設・飲食店での割引特典を受けられます。
さらに、例えば1日乗車券は購入から24時間有効なので、日付けをまたいで利用することも可能。
観光や買い物のスケジュールに合わせて、最も効率の良い時間帯に使い始めるとよいでしょう。
OKICAカードで毎回の移動をスムーズに
外出頻度が高い方には、沖縄のモノレールと路線バスで利用できる交通ICカード「OKICA(オキカ)」の活用もおすすめです。
がんじゅう1日乗車券とは併用できませんが、普段の通院や買い物など、日常利用ではOKICAが便利です。
改札にタッチするだけで乗車でき、チャージ方式なので切符を買う手間がありません。
また、OKICAポイントが貯まるため、一定額の利用ごとに還元が受けられます。
「がんじゅう1日乗車券」で週末の外出を楽しみ、平日はOKICAで気軽に移動する――そんな使い分けもおすすめですよ。
旅行サイトのクーポンや観光セット券を活用する
那覇観光を楽しむ際は、旅行会社や予約サイトの乗車券付き観光プランも活用できます。
交通と観光をまとめて予約できるセット券を活用すれば、個別に購入するよりも10〜20%ほどお得になる場合があります。
旅行予約サイト 「Veltra(ベルトラ)」や「沖縄MaaS(公式交通ポータル)」などで販売していますよ。
シニア世代の方がご家族と一緒に旅行する際にも、こうしたセット券を利用すると、同行者の交通費や入場料をまとめて節約できます。
特に那覇空港発着の観光ルートを計画する場合は、一度旅行サイトでプランをチェックしてみるのがおすすめです。
ゆいレールのシニア割引を利用する際の注意点
「がんじゅう1日乗車券」は、非常にシンプルで使いやすい制度ですが、知らないと損をするポイントもあります。
ここでは、実際に利用する前に確認しておきたい注意事項をまとめました。
利用できるのは土日祝日限定
「がんじゅう1日乗車券」は、土曜・日曜・祝日と慰霊の日限定の乗車券です。
平日は利用できないため、出かける予定を立てる際は曜日を必ず確認しておきましょう。
もし平日に出かけたい場合は、誰でも購入できる通常の「フリー乗車券」を選ぶのがおすすめです。
対象は那覇市・浦添市に住む70歳以上の方
割引の対象者は、那覇市または浦添市に住民登録のある70歳以上の方です。
購入時には、年齢と住所が確認できる身分証(運転免許証・健康保険証・マイナンバーカードなど)を提示します。
対象外の地域に住む方や、県外からの旅行者はこの割引を利用できません。
対象とならない方は、通常のフリー乗車券の購入も検討してみてくださいね。
紛失・破損時は再発行できない
「がんじゅう1日乗車券」は、紛失や破損による再発行ができません。
紙チケットタイプのため、財布やパスケースに入れて保管するのがおすすめ。
特に改札通過時にQRコードをかざす際、券面を折り曲げてしまうと読み取りができなくなる場合があります。
雨の日などは濡れないように、特に管理に気を付けましょう。
また使い切りタイプのチケットなので、次回利用時は改めて新しい券を購入しましょう。
払い戻しや返金はできない
購入後に使わなかった場合でも、払い戻しは受けられません。
また、有効期間(購入日)を過ぎると自動的に無効になります。
予定変更がありそうな日は、出発直前に購入することをおすすめします。
がんじゅう1日乗車券と他の割引券・ICカードは併用不可
「がんじゅう1日乗車券」は特別割引制度のため、他の割引制度や乗車券との併用はできません。
OKICAカードや通常の1日乗車券との重複利用も対象外です。
利用する日に最もお得になる方法を確認して、自分に合ったチケットを購入してくださいね。
「がんじゅう1日乗車券」は非常にお得な制度ですが、利用できる曜日と対象者の制限・再発行不可などの条件を理解したうえで使うことが大切です。
ルールを把握しておけば、トラブルを防ぎながら安心して利用でき、週末の外出がより快適で自由な時間に変わりますよ。
まとめ|ゆいレールのシニア割引で、もっと気軽に外出を楽しもう!
ゆいレールの「がんじゅう1日乗車券」は、那覇市と浦添市に住む70歳以上の方が使える特別な割引制度です。
週末の外出をお得に、そしてもっと気軽にしてくれる“シニア世代の自由切符”ともいえる存在です。
今回の内容を振り返ると以下の通りです。
- 那覇市・浦添市に住む70歳以上の方は、300円で1日乗り放題の「がんじゅう1日乗車券」を利用できる。
- 窓口で、年齢と住所を確認できる証明書を提示すれば、当日その場で購入できる。
- 利用できるのは土曜・日曜・祝日限定。平日に使いたい場合は「フリー乗車券」が便利。
- QRコードをかざすだけのシンプル操作で、乗り降り自由。紛失・破損時の再発行はできないため丁寧に保管する。
- 観光施設の割引や旅行サイトの特典を組み合わせると、交通費以上の“お得と楽しさ”が広がる。
ゆいレールは、那覇の街をつなぐだけでなく「もう一歩外に出てみよう」という気持ちを後押ししてくれる存在です。
ぜひ、次の週末はゆいレールで自分のペースの小さな旅に出かけてみてくださいね。
きっと、いつもより少し特別な1日になりますよ。
