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新日本海フェリーのシニア割引解説!料金シミュレーションや予約方法も!

「新日本海フェリー シニア割引」はあるのか?結論として、年齢を条件にした専用の割引制度はありません。

代わりに誰でも使える割引制度を活用することで、シニア世代の夫婦でも往復1万円近く旅費を抑えることが可能です。

この記事では、「割引制度の実態」「料金を抑える方法」「予約の具体的な手順」などをわかりやすく解説しています。

読後には、「自分にもできそう」と安心して行動に移していただけるはずです。

この記事を読んでわかること
  • 新日本海フェリーにシニア割引があるのか、最新の実情
  • 55歳以上に適用される割引や、現在使える代替制度
  • シニア夫婦2人が往復利用した場合の料金シミュレーション
  • 予約の手順と、WEB割引・往復割引などを使いこなす方法
  • 船内設備や安心サービスがシニアに適している理由とその詳細
目次

新日本海フェリーでシニアが使える割引は?

新日本海フェリーには、「シニア割引」と名のついた年齢限定の割引制度は設定されていません。

ですが、60歳以上の方が実質的にお得に乗船できる方法は確かに存在しています。

まず知っておきたいのは、「55割引き」という制度についてです。これは、以前一部の区間で実施されていた期間限定の割引で、55歳以上の方が対象となっていました。

ただし、2024年現在、この割引はすでに終了しており、継続はされていません

現在も使えると思っている方は、注意が必要です。

では、シニア世代はどうすればお得に乗れるかというと、年齢を問わず利用できる割引制度を上手に活用することです。

新日本海フェリーでは、WEB早割やネット予約割引、往復割引など、計画的に予約すれば誰でも利用可能な制度が用意されています。

これらの割引はすべて年齢に関係なく使えるため、シニア世代でもしっかり恩恵を受けることができます。

特に「早めに予約ができる方」や「インターネットで予約ができる方」は、積極的に利用すべきです。

つまり、「シニア割引」という名称にこだわる必要はありません。

大切なのは、割引制度の内容を正しく理解し、自分に合ったものを選び、確実に活用していきましょう。

次の章で新日本海フェリーでシニア世代が使えるお得な割引について紹介します。

新日本海フェリーをシニア世代がお得に利用する方法

新日本海フェリーをお得に利用したいと考えるなら、シニア割引の有無に関係なく、「予約のタイミング」と「選ぶプラン」に注目することが重要です。

割引制度は年齢不問のため、60代・70代でも条件を満たせばしっかり節約できます。

具体的なシニア世代にとって現実的かつ効果的なお得な利用方法を4つご紹介します。

割引名対象者条件・適用方法割引率の目安注意点・備考
WEB早割(15日前)誰でも利用可出発日の15日前までにネット予約最大30%OFF早めの予約が必須。変更・キャンセル条件に注意
ネット予約割引誰でも利用可出発直前でもOK。WEB経由で予約5〜10%OFF電話・窓口予約では対象外
往復割引同一航路を往復する方同一人物・同一車両で往復予約復路が割引片道のみ・往復ルートが異なる場合は対象外
マイカープラン車と一緒に乗る方車両+運転者1名のセットで予約単体予約より割安車のサイズや人数により料金変動
障がい者割引手帳保有者対象の障がい者手帳を提示基本運賃の50%OFF介助者1名も割引対象になることあり(要確認)

1. 早割を活用する(最大30%OFF)

出発日の15日前までにインターネットから予約すると「WEB早割」が適用されます。

これにより、通常運賃から最大30%の割引が受けられます。

特に旅行日程が決まっている方にとっては、最も大きな節約効果が期待できる方法です。


2. ネット予約を利用する(自動割引あり)

早割を逃しても、インターネット予約をするだけで5〜10%の割引が自動で適用されます。電話予約や窓口ではこの割引は受けられません。
インターネットに不慣れな場合でも、家族に手伝ってもらうことで対応できます。


3. 往復利用なら「往復割引」を忘れずに

新日本海フェリーでは、往復で同じ航路を使うと復路が割引対象になります。例えば、舞鶴〜小樽を往復する場合、復路の運賃が10%ほど安くなるケースがあります。


4. 車ごと乗るなら「マイカープラン」でセット割に

愛車と一緒に旅行する方には「マイカープラン」がおすすめです。車両運賃と運転者1名分の乗船料がセットになっており、別々に予約するよりお得です。
特に道内をドライブする予定がある方には最適な選択です。

割引選びのポイントまとめ

  • とにかく安くしたい方:予定が決まっているなら「WEB早割」が最強
  • 予約に不慣れでも少しは節約したい方:ネット予約割引が手軽でおすすめ
  • 車での旅を楽しみたい方:「マイカープラン」が断然お得
  • 道内・道外を往復する予定の方:「往復割引」は必ずチェック
  • 身体に不安のある方や介助が必要な方:「障がい者割引」は積極的に活用を

新日本海フェリーの割引は併用できる?

新日本海フェリーでは、基本的に割引の併用はできません
つまり、WEB早割・ネット予約割引・往復割引などがそれぞれ設定されていても、複数を同時に適用することは不可となっています。

このルールは、「最も割引率が高くなる制度を1つだけ適用する」という方針によるものです。
利用者にとっては少し残念に感じるかもしれませんが、逆に言えば「最適な1つを選べばいい」というシンプルな判断で済むというメリットもあります。

割引が併用できない以上、「どれが最もお得か?」を見極めて選ぶ必要があります。選び方のコツは以下の通りです。

  • 早く予約できる方 → WEB早割を最優先
     ・出発日の15日前までに予約すれば最大30%OFF
     ・旅行日が決まっている方には最も割引率が高い制度です
  • 予約は直前でもOKな方 → ネット予約割引が便利
     ・ネット予約だけで自動的に5〜10%OFFが適用されます
     ・スマホやパソコンで手軽に予約できるのが利点です
  • 車で旅行したい方 → マイカープランを選ぶとお得
     ・車両+運転者1名分の料金がセットで割安になります
     ・道内のドライブや観光と組み合わせる方に向いています
  • 往復で同じルートを利用する方 → 往復割引を忘れずに
     ・復路の運賃が割引対象となる制度です
     ・往復とも新日本海フェリーを使う場合に活用できます

新日本海フェリーのシニア向け料金シミュレーション!

新日本海フェリーを利用して北海道へ旅行したいと考えたとき、「実際にいくらかかるのか?」は最も気になるポイントですよね。

そこで今回は、70代の夫婦2人が舞鶴〜小樽間を往復する場合をモデルケースにして、料金の目安をシミュレーションします。

条件を明確にした上で、割引適用の有無による料金の違いも比較します。

70代ご夫婦のシミュレーション条件&結果

項目内容
利用者70代夫婦(2名)
航路舞鶴〜小樽(往復)
客室ツーリストS(個室タイプ、2名利用)
車両なし(徒歩乗船)
食事含まず(オプションとして別途支払い)
割引あり・なしの両方で比較
利用時期A期間(比較的安価な時期)

シミュレーション結果がこちらです。

区分通常料金(1人)割引後(1人)夫婦2人の合計
舞鶴 → 小樽約17,500円約13,000円(早割)約26,000円
小樽 → 舞鶴約17,500円約11,700円(往復割+早割)約23,400円
合計約35,000円約24,700円約49,400円

※価格はあくまで参考です。正確な運賃は新日本海フェリー公式サイトをご確認ください。

節約効果のポイント

  • 早割+往復割引の併用は不可ですが、それぞれの割引が個別に適用され、片道あたり3,000〜6,000円の節約になる場合があります。
  • 夫婦で往復すると、トータルで1万円前後の節約が見込めます。

食事・燃料サーチャージなどの追加費用に注意

運賃とは別に、以下の費用が加算される場合があります。

  • 食事代(船内レストラン利用の場合)…1食あたり約1,000〜2,000円
  • 燃料調整金…1人片道数百円〜1,000円前後(時期により変動)
  • 部屋グレードアップ代金…ツーリストSより上の等級を選ぶと追加料金が発生

総合的な費用感と印象

新日本海フェリーは、宿泊を兼ねた長距離移動手段として考えると、ホテル1泊+移動費がセットになって約25,000円前後/人という計算になります。
シニア世代にとっては、「移動中ものんびりできる」「移動と宿が一体になっていてわかりやすい」という点で、コストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。

もう迷わない!新日本海フェリーの予約方法まとめ

新日本海フェリーを利用するには、事前の予約が必須です。

特に個室を希望する場合や、混雑が予想されるシーズンには早めの申し込みが重要となります。

予約方法は大きく分けて「インターネット予約」と「電話予約」の2つ。

インターネットを使えば割引が自動で適用されますが、操作に不安がある方には電話予約も利用できます。

インターネット予約の流れ(スマホ・パソコン)

  1. 新日本海フェリー公式サイトにアクセス
  2. トップページから「予約・空席照会」をクリック
  3. 出発地・到着地・日程・人数を入力して空席を検索
  4. 希望の部屋タイプを選択
  5. 名前・連絡先・支払い方法を入力して予約完了
  6. 登録したメールに予約確認メールが届く

※早割・ネット予約割引などはこの流れで自動的に適用されます。

電話予約の方法(人と話して安心)

  • 電話番号:新日本海フェリー予約センター
     【舞鶴航路】050-2016-1600(受付時間:9:00〜18:00)
  • 必要な情報を事前にメモしておくとスムーズです
必須情報一覧
出発地・目的地
出発日と便名(または希望の時間帯)
利用人数・客室タイプ
車両の有無(ナンバー・サイズなど)
名前・連絡先

家族の手を借りるのもひとつの選択

「インターネット操作に自信がない」「スマホは使っていない」という場合は、家族に協力をお願いするのも有効です。
「この便を取りたいんだけど、手伝ってくれる?」と伝えるだけで、簡単に一緒に予約まで進めることができます。

予約時のチェックポイント

  • 早割を使う場合は15日前までの予約が必須
  • 航路や便によっては混雑する日もあるため、なるべく早めの申し込みが安心
  • 客室タイプによって価格や設備が大きく異なるため、選択時に比較しておくことが大切

予約が不安だと感じる方も、手順を知れば思っているよりずっと簡単です。旅のスタートは予約から。迷ったらまずは空席照会だけでもしてみると、次の一歩がぐっと近づきます。

新日本海フェリーの設備と安心サービス

新日本海フェリーは、長時間の移動を快適に過ごせるよう、シニア世代にも配慮された船内設備とサービスが整えられています。
フェリーは単なる移動手段ではなく、移動そのものを「旅の楽しみ」に変える空間として設計されています。


バリアフリー設計で移動も安心

新日本海フェリーの大型船には、バリアフリー対応のエレベーターや専用客室が備わっており、足腰に不安がある方でも無理なく船内を移動できます。

  • 各フロアを結ぶエレベーター完備
  • 車いす対応のバリアフリートイレ
  • 手すり付き通路や段差の少ない設計
  • 専用のバリアフリー客室も選択可能(予約時に確認)

こうした配慮により、階段の上り下りが不安な方や、ご高齢の方でもストレスなく船内を移動できる設計になっています。


客室タイプも幅広く選べる

旅のスタイルや体力に応じて、客室を選べるのもフェリー旅の魅力です。

客室タイプ特徴
ツーリストA・S(個室)静かに過ごせる個室タイプ。TV付き、鍵もあり安心
スイートルームホテル並の広さと設備。特別な旅行や記念日にもおすすめ
カジュアルルーム相部屋型で料金を抑えたい方向け(体力に自信のある方向き)

個室を選べば、プライベート空間で人目を気にせずゆっくり休むことができます。荷物を広げて寛いだり、着替えをしたりと、旅先での快適性がぐんと上がります。


船内設備で旅時間を楽しむ

船内には、ただ過ごすだけでなく、心身を癒やすための設備やサービスも充実しています。

  • 【展望浴場】…大きな窓から海を眺めながら入浴できる。夕日や朝焼けが絶景
  • 【ラウンジ】…コーヒーや軽食を楽しみながら、読書や会話に最適な空間
  • 【レストラン】…バイキング形式で、北海道や日本海沿岸の食材を使ったメニューが揃う
  • 【売店】…飲み物・お菓子・旅の記念品まで販売。船内で必要なものはひと通り揃う

医療対応・安全面も配慮済み

  • 船内には簡易医療スペースもあり、体調不良時はスタッフが対応してくれます
  • 乗務員は緊急時の対応訓練を受けており、困ったときはすぐ相談できる環境です
  • 安全面では、救命設備や避難誘導の案内が明確で、初めての方でも安心できます

新日本海フェリー以外でシニアにおすすめのフェリーは?料金を比較!

新日本海フェリーは確かに便利ですが、「ほかのフェリー会社のほうが自分に合っているかも」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ここでは、シニア世代に人気の高い3社のフェリーを比較し、違いやおすすめポイントをわかりやすく整理しました。

比較する3社の基本情報

フェリー会社主な航路特徴
新日本海フェリー舞鶴・敦賀〜小樽・苫小牧船が大きく揺れにくい。静かで快適
太平洋フェリー名古屋〜仙台〜苫小牧展望風呂やラウンジなど設備が豪華
オーシャン東九フェリー東京・横須賀〜徳島・新門司宿泊機能よりも移動重視。リーズナブルで実用的

シニア目線で見る!料金とサービス比較表

項目新日本海フェリー太平洋フェリーオーシャン東九フェリー
シニア割引の有無❌(代替割引あり)❌(誰でも使える割引が充実)❌(年齢による特典なし)
割引制度の豊富さ◎(早割・ネット・往復など)◎(早割・JAF割引など)△(往復割のみ)
船内の快適さ◎(揺れにくく個室も豊富)◎(展望浴場・ラウンジ完備)◯(最低限の設備)
バリアフリー対応◎(対応客室・EVあり)◎(全面対応)△(一部のみ)
料金の目安(2名往復)約49,000円〜約48,000円〜約40,000円〜(等級により変動)

※2025年時点・A期間・ツーリストS相当の個室利用・割引適用時の概算です。


結論:旅の「目的」で選ぶのが正解

各社にはそれぞれの特徴があります。選ぶ基準は、「移動手段として使いたいのか」「旅そのものを楽しみたいのか」によって変わります。

  • 快適性・静けさを重視する方 → 新日本海フェリー
  • 娯楽や船内時間を重視する方 → 太平洋フェリー
  • 移動を最小限にコストで済ませたい方 → オーシャン東九フェリー

シニア世代にとって大切なのは、安心して過ごせる時間と、無理のない移動手段です。比較することで、自分に最適なフェリーがどこなのかが見えてきます。

新日本海フェリーの口コミ

新日本海フェリーを実際に利用された方々の声を集めました。
特にシニア世代の方々が気になるポイントに焦点を当て、リアルな体験談をご紹介いたします。


船内の快適さと設備の充実度

  • 「船内はホテルのように快適で、レストランや売店、大浴場があり楽しいです。」
    (出典:フォートラベル)4Travel+14Travel+1
  • 「船は6階建てで、エントランスはとても綺麗でした!」
    (出典:note)
  • 「船内では娯楽施設の他にショーなどのイベントもあり、とても快適に過ごせます。」
    (出典:Amebaブログ)

食事の満足度

  • 「レストランでは、みそ汁なども付いた国産うな重もいただける充実ぶり。」
    (出典:フォートラベル)4Travel+14Travel+1
  • 「夜ご飯はレストランでほっけ定食を食べました!海を見ながら食べれたので最高でした!」
    (出典:note)note(ノート)

景色と船旅の魅力

  • 「小樽→新潟の便に乗船しました。積丹半島の神威岬の辺りでは、船内放送で案内があり、多くの乗客が甲板に出て、その様子を眺めていました。」
    (出典:フォートラベル)トリップアドバイザー+24Travel+24Travel+2
  • 「朝4:00頃に起きてデッキに出てみると、朝焼けがとても綺麗でした!船から見ると忘れられないくらい良かったです!」
    (出典:note)

シニア世代の利用者の声

  • 「新日本海フェリーのセット商品がとても安く、お得な旅になりました。自分の車なので荷物をまとめたりおろしたりの手間がなく、これもフェリーのいいところだと思いました!」
    (出典:フォートラベル)
  • 「新日本海フェリー舞鶴~小樽往復、2人と車に小樽でのホテル1泊と夕食が付いて45,000円、船賃を考えても半額、それにホテルも付いてるし、かなりお得感が有る。」
    (出典:フォートラベル)4Travel+14Travel+1

これらの体験談から、新日本海フェリーがシニア世代にとっても快適で魅力的な旅の選択肢であることが伺えます。

まとめ

本記事では、新日本海フェリーで「シニア割引があるのか?」「どうすれば安く利用できるのか?」という疑問に対し、実際の料金シミュレーションや予約方法、他フェリーとの比較まで、具体的に解説してきました。

  • 新日本海フェリーには年齢限定のシニア割引制度はない
  • その代わりに、WEB早割・ネット予約割引・往復割引など誰でも使える制度が充実
  • 早めの予約・ネットからの申込みがもっともお得に乗るカギ
  • 70代夫婦が往復利用した場合、割引活用で1万円前後の節約が可能
  • 船内には展望浴場や個室タイプの客室、バリアフリー設計などシニアにやさしい設備が整っている

「割引制度が複雑で難しそう」と感じていた方も、情報を整理すれば簡単です。

まずは旅行日を決めて、早めにネット予約するだけで、若い世代と同じようにお得なフェリー旅が楽しめます。

この記事で紹介した、シニア世代が使える割引制度を活用して新日本海フェリーで楽しい思い出を作ってくださいね。

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