スーパーのシニア割引には、55歳や60歳から使えるものやポイント特典などがあります。
うまく活用することで毎月の支出を賢く抑えられ、家計の助けになるとても嬉しい制度ですね。
この記事では、全国のスーパーで実施されているシニア割引の内容を紹介しながら、申請方法や注意点まで解説しています。
お店によって年齢や条件が異なりますが、「自分は対象なのか?」「どのスーパーで使えるのか?」といった疑問も解消できますよ。
お得に毎日のお買い物を楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
- シニア割引を実施している全国のスーパーと対象年齢
- 店頭やネットでのシニア割引の申請方法
- ネットスーパーでもお得に買い物できるやり方
- シニア割引を最大限に活用するためのコツ
- 実際に使う時に注意しておきたいポイント
シニア割引が使える全国のスーパー一覧!

まずは、シニア割引を実施している主なスーパーをご紹介します。
各店舗によって対象年齢や実施日、必要なカードの有無が異なりますので、一覧にまとめました。
スーパー名 | 対象年齢 | 割引日 | 割引率 | 条件(カード等) |
---|---|---|---|---|
イオン・ダイエー・マックスバリュ | 55歳以上 | 毎月15日(G.G感謝デー) | 5%OFF | G.G WAONカード、G.Gイオンカードなどで支払い |
イトーヨーカドー | 60歳以上 | 毎月15日・25日(シニアナナコデー) | 5%OFF | シニアナナコカードで支払い |
アピタ・ピアゴ | 60歳以上 | 毎月15・16日(ハッピーデー) | 10%OFF | ハッピーパスポートの提示が必要 |
マルエツ | 60歳以上 | 第3日曜日とその前日・前々日の3日間(シニアデー) | Vポイント5倍 | Vポイントカードの提示が必要 |
イオンなどのG.G感謝デーやイトーヨーカドーのシニアナナコデーは、カードにチャージした電子マネーやクレジット機能での支払いが条件となっています。
提示するだけでは割引を利用できないので、ご注意ください。
普段の買い物の中で「ちょっと得した」と感じられる機会を積み重ねていくことで、日々の暮らしに小さな楽しみが生まれますよ。
スーパーのシニア割引の申請方法
スーパーのシニア割引を利用するには、事前の登録や専用カードの申し込みが必要な場合があります。
「難しそう」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、方法は意外とシンプルです。
代表的な申請方法ごとにご紹介します。
レジやサービスカウンターで申請する方法
もっとも安心感があるのが、レジやサービスカウンターなどの店頭で申請する方法です。
店員さんが直接説明してくれて、分からないことはその場で質問できるので、初めての方でも迷わず登録できます。
店頭での申し込みに対応しているスーパーは以下の通りです。
申請に必要な書類などについてもまとめてみました。
スーパー | カード | 必要書類 | 備考 |
---|---|---|---|
イオン・ダイエー・マックスバリュ | G.G WAONカード | 年齢確認ができるもの | 発行手数料300円(300ポイント付与あり) |
イトーヨーカドー | シニアナナコカード | 年齢の分かる身分証 | 発行手数料300円 |
アピタ・ピアゴ | ハッピーパスポート | 年齢確認ができるもの(運転免許証・健康保険証等) | 発行手数料なし |
ネットで申請する方法
スマホやパソコンを日常的に使っている方は、ネットからの申請がスムーズです。
営業時間を気にせず、ご自身の都合の良いタイミングで申し込める点も嬉しいですね。
ネットで申請可能なスーパーは以下の通りです。
スーパー | カード | 申し込みサイト | 備考 |
---|---|---|---|
イオン・ダイエー・マックスバリュ | G.Gイオンカード | イオンカード公式サイト | クレジットカードのため審査あり |
マルエツ | モバイルVカード | Vポイント公式サイト | アプリの登録が必要 |
ネットスーパーでもシニア割引は使える?
ネットスーパーは重い荷物を自宅まで届けてくれるため、シニア世代にとってとても便利な存在です。
そのため、ネットスーパーでもシニア割引を利用できるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
残念ながら、多くのネットスーパーでは、シニア割引を実施していません。
しかし、シニア世代でもお得に買い物ができる方法はあるので、ご紹介していきます。
共通のキャンペーンやクーポンを活用する
ネットスーパーの中には、年齢を問わず使える共通クーポンの配布やキャンペーンを実施しているところもあります。
たとえば、
- 楽天マート → 期間限定で特典ポイントを付与・初めての買い物で1,500円OFFなど
- イオンネットスーパー → 毎月10日に受け取った注文商品に対して、WAONポイントを5倍付与
- Amazonフレッシュ → サマーセールなどの期間限定セールを実施
- ダイエーネットスーパー → 毎月20・30日はイオンカードの支払いで5%OFF
など、サイトごとにさまざまな特典や割引制度が見られます。
これらは年齢に関係なく使えるため、積極的に活用すれば、シニア世代でも十分お得に買い物をすることができますよ。
ネットスーパーは快適さが魅力
ネットスーパーでシニア割引が使えないのは残念ですが、重たい荷物を持たなくて済むことや、営業時間を気にせずに買い物できることなど、嬉しいポイントもたくさんあります。
特に、雨の日や体調が優れない日でも食材が届く安心感は、暮らしの大きな支えになりますね。
店頭とネットの両方の良さを知って、目的に応じて使い分けることが賢い選択といえるでしょう。
スーパーのシニア割引を使ってもポイントはつく?
「シニア割引を使うと、ポイントが付かなくなるのでは?」と心配される方は多いかもしれません。
しかし実際には、ほとんどのスーパーでシニア割引とポイント付与は併用できます。
むしろ、上手に組み合わせることで、さらにお得に買い物ができますよ。
たとえばイオンでは、「G.G感謝デー」の5%割引を受けたうえで、WAONポイントも貯まります。
イトーヨーカドーのシニアナナコデーでも、5%OFFと同時にnanacoポイントが付与されます。
つまり、割引されて、さらにポイントももらえるという、とても嬉しい特典なのです。
ただし、スーパーによっては「割引とポイントアップは併用不可」という場合もあります。
とくに、特別なイベントやキャンペーン日などは、ポイント付与が対象外になることもあるため注意が必要です。
利用する店舗の公式サイトやチラシ、店頭の張り紙などの注意書きを確認しておくと安心ですね。
スーパーのシニア割引を賢く活用するポイント

シニア割引を活用するために、まず押さえておきたいのは、「割引がある日を把握すること」です。
当たり前のことですが、それぞれのスーパーのシニア割引デーを頭に入れておけば、その日いちばんお得なスーパーで買い物することができます。
さらに、ポイント還元やシニア割引と併用可能なクーポンを利用することで、実質的な支払額をさらに抑えられますよ。
シニア割引を賢く活用するコツ
- カレンダーやスマホに「割引日」を登録しておく
買い物予定と照らし合わせて効率よく外出できます - 買い物リストを事前に作る
まとめ買いの精度が上がり、無駄な出費を減らせます - アプリやチラシを活用して“さらにお得な日”を見つける
店舗によってはシニア割引とポイントアップの日が重なる場合もあります - 提示が必要なカードは必ず携帯する
割引の適用には専用カードの提示が必要なケースが多いです
こうした工夫を日々の暮らしに取り入れることが、シニア割引の活用につながります。
新しい情報を取り入れ、積極的に活用していくことで、だんだんと日常の買い物が楽しくなるかもしれません。
自分に合った店舗、使いやすいサービスを見つけ、「節約=我慢」ではなく「節約=楽しみ」に変えていきましょう。
スーパーのシニア割引を使う時の注意点
シニア割引はとても魅力的な制度ですが、正しく使わないと「割引が適用されなかった」「思ったより得にならなかった」ということも起こり得ます。
せっかく足を運んだのに、特典を受けられなかったらもったいないですよね。
安心して使いこなすために、確認しておきたいポイントをまとめました。
利用時に気をつけたいポイント
- 対象年齢を必ず確認する
スーパーによって「55歳以上」「60歳以上」など、シニア割引の対象年齢が異なります - 専用カードの提示を忘れない
アピタのハッピーパスポートなど、特定のカードの提示がないと割引されません - 支払い方法にも注意
イオンやイトーヨーカドーなど、カードでの支払いが割引条件のスーパーもあります - 割引対象外の商品を把握しておく
酒・タバコ・雑誌・ギフト・一部日用品は除外される場合があります - 割引実施日を間違えないように注意
スーパーによってシニア割引の曜日や日付が固定されているため、来店前に確認しておくと安心です - 他の割引やキャンペーンと併用できるかを確認する
クーポンやキャンペーンの内容によっては、併用不可の場合もあります
また、トラブルを防ぐためには「会計前に割引を使うことを伝える」ことも有効です。
とくにセルフレジを利用する場合は、操作ミスにより割引が適用されない危険もあります。
気になる点があれば、レジやサービスカウンターで店員さんに一言確認すると安心ですね。
まとめ|スーパーのシニア割引で楽しく節約!
最後に、この記事で紹介したスーパーのシニア割引のポイントをまとめます。
- シニア割引は55歳〜60歳以上が対象の場合が多く、スーパーごとに割引内容が異なる
- 申請方法は「店頭」か「ネット」の2通り。使いたいシニア割引に合わせて選ぶ
- ネットスーパーではシニア割引は原則使えないが、さまざまなキャンペーンを実施している
- シニア割引を使ってもポイントは通常通り付与されるケースが多い
- シニア割引の条件や対象商品、併用の可否など注意点を把握しておくと安心
スーパーのシニア割引は、単なる節約のための仕組みではなく、日常生活に小さな喜びを与えてくれるものです。
「今日は得したな」「また来月もこの日に買い物しよう」そんな前向きな気持ちで、生活の中に無理なく取り入れてみてください。
それだけで、これからの買い物の満足度が変わってきますよ。